幸せの漆

輪島といえば朝市、次に輪島塗ときますが、一般的認識といたしましては、輪島で塗ったものが輪島塗、そうではなく輪島塗という定義をクリアした物を輪島塗と、産地内でも議論が分かれます。どうしたら本物と偽物の区別がつくのかとの質問をよく承りますが、重要なことはお金を支払ったお客様が、どこで満足を手に入れるかによるかと思います。輪島塗は高くて丈夫で長持ちと言う抽象的価値観では器の本質に触れることはできません。作り手にいろんな質問をして、納得のいくご購入をお勧めいたします。塗太郎ではこの道数十年の職人さんが丁寧に説明をしてくれます。決して高いものだけがいいものではありません。使い道、使い方によって器は機能を発揮致します。何なりとお尋ねください。

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